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2012年12月28日 : 段ボール棺で大火傷・・・注意
実際にあった事件。段ボールのお棺がいいと思って、棺を入れてあった段ボールに遺体を納め、火葬場に持って行った。
火葬技師は火葬炉に納め着火した、・・・ところが、最初は勢いよく燃えていたがしばらくすると、火が消えてしまった。
慌てて火葬技師は炉の蓋を開けた・・・すると、一旦消えていた火が、また勢いよく燃えだした。その火は火葬技師にも燃え移り、大火傷をしてしまった。
何故、このようなことになったのか?真相は・・・段ボールが勢いよく燃え過ぎたため、炉内の酸素が無くなってしまい、火が消えてしまった。
そして、炉を開けたため、酸素が一気に流入しそれが残っていた種火に引火して一片に凄い勢いで燃え出したのである。
この事件があったため、段ボールのお棺は持ち込み禁止にする火葬場が増えているという。
グリーンアークという段ボールで作ったお棺があるが、これは、一気に燃えないように工夫が為されている。だから、かえって高額になる。
エコを謳い、簡単に段ボールでお棺を創るのは禁物であろう。
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